異例の大ヒットで人気絶頂の映画【カメラを止めるな!】ですが、なんと盗作疑惑で話題になっています。
和田亮一さん演出の【GHOST IN THE BOX!】という劇団公演作品が原作だと主張しています。
和田亮一さんとはどんな人物なのか、果たして【カメラを止めるな!】は盗作なのか?について調べてみました。
カメラを止めるな!
【カメラを止めるな!】は上田慎一郎監督と無名の役者による超低予算製作映画として話題になっています。
ENBUゼミナールの企画で行われたシネマプロジェクトの作品として、2館のみで公開されていました。
それが口コミで広がり、指原莉乃さんなど芸能人の方々も「面白い!」「みんなも見てほしい!」などとSNSで投稿しており瞬く間に大ヒット映画となりました。
わずか2館での上映から、全国190館で上映されるまでになり全国各地で大盛況となっています。
映画は、96分の作品で37分間ワンカットで撮影されています。詳しいストーリーは言いませんが新感覚ゾンビ映画と大好評のようです。
英語タイトルは【ONE CUT OF THE DEAD】とされており、ノーカットの映像が売りになっているようですね。
今までに見たことがないような斬新な展開にリピーターも現れるなど、上田監督のストーリーが高く評価されていました。
和田亮一さんのプロフィールや経歴は?
オリジナルストーリーと言われていた上田慎一郎監督の大ヒット作品に待ったをかけたのが、和田亮一さん。
和田亮一さんはの主張によると、元ネタは劇団PEACEの舞台【GHOST IN THE BOX!】であり、「オリジナルストーリーではない」と主張しています。
和田亮一さんは1986年生まれの現在32歳。
劇団PEACEの主宰者だったようです。
劇団PEACEは2011年に和田亮一さんと数名の仲間によって立ち上げられ、「3年で3000人」の観客を集めるという目標を持って日々努力されていたようです。
もしも目標が達成できなければ解散するという目標を持って、生活の為にバイトをし稽古を重ねていたそうです。
しかし、2014年、目標としていた3000人を動員することができず、劇団を解散されたと言います。
今回、【カメラを止めるな!】が盗作だと言われている元となったされる【GHOST IN THE BOX!】は、劇団PEACEの舞台で初のロングランとなった思い出の作品なんだそうです。
原案と原作の違いは?
今回、【カメラを止めるな!】の大ヒットにあたり、上田慎一郎監督はメディアに対して舞台【GHOST IN THE BOX!】にインスパイアされて生まれた作品であると何度かコメントされています。
実際にクレジットにも『原案:劇団PEACE「GHOST IN THE BOX!」(作:A 演出:和田亮一)』と入っているそうです。
今回和田亮一さんが主張しているのは、「“原作”と“原案”は違う」ということ。
原作として公表すべきだと主張しています。
「原案」は作品を作るに当たって参考にしたアイデア
「原作」はその作品を作るための元の作品引用:https://note.mu/rookey/n/ne25a640b8cc7
というのが、和田亮一さんの主張です。
和田氏は映画を観に行っている?
カメラを止めるな!
めちゃ面白かった。
作り手のみんな、映画が好きなんだなぁと思えた。
あの頃命かけて大好きな仲間と作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった。
最高でした。#カメ止め #カメラを止めるな pic.twitter.com/DDL08m7Tzu— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年7月8日
どうやら、和田亮一さんはカメラを止めるな!を観に行っているようです。
さらには、「最高でした」とツイートもしている様子。
カメラを止めるな!
2回目みる
友人も連れてユーロスペースへ。
いいものはシェアしたい。#カメ止め #カメラを止めるな pic.twitter.com/WZNeGrOzXG— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年7月14日
しかも、映画は2回目も観に行っているとツイートしています。
1度目の鑑賞から1週間経たないうちに2回目。
これは一体どういうことなのでしょうか?この時には“原案”か“原作”かの話は一切されていないようです。
僕からトリビアをひとつ。
上田監督がラジオ番組で仰っていましたが映画『カメラを止めるな!』はPEACE 第2回公演『GHOST IN THE BOX』にインスパイアされて企画が始まったそうです。画像はその舞台公演のフライヤーです。上田監督が見たのは再演の方だそうです。続く。#カメラを止めるな#カメ止め pic.twitter.com/RnIar399Vr— 永井カイル (@Kyle_Nagai) 2018年8月4日
続き。僕のキャリアがスタートしたのは『LAST SMILE』という作品。まさか僕がこんな風になるなんてPEACEのメンバーは想像もつかなかったんじゃないかな。何より僕自身が驚いてます。今の僕があるのはこの作品のおかげです。ありがとう。作曲家としてこれからも頑張ります#カメ止め#カメラを止めるな pic.twitter.com/5Wl7yp1SAH
— 永井カイル (@Kyle_Nagai) 2018年8月4日
続き。PEACEは解散してしまったのだけれど『カメラを止めるな!』であの作品が息を吹き返したような気がします。PEACEのメンバーはほとんど役者を辞めてしまいました。就職したり結婚したり何処で何をしているかもわからない人もいますが…色々と感慨深いです。続く#カメ止め#カメラを止めるな
— 永井カイル (@Kyle_Nagai) 2018年8月4日
永井カイルさんのツイートにもリツートされていますが、特に反論などはない様子。
う〜ん、どうしても不可解な気がしてしまいますよね。いつから不満を感じていたのでしょうか?
もともと不満を感じていたなら、内容を確かめに行く為に映画を観に行くことはあっても、わざわざツイートで絶賛したりはしないんじゃないかな〜と思ってしまいます。
和田氏の主張に対してカメラを止めるな!制作側も真っ向から反論しています。
みんなが喜ぶ大ヒット映画から、思わぬ泥沼な展開となってしまい、少し残念な気分。
真相はどこにあるのか?今後の展開にも注目したいと思います。