NiziUデビュー曲歌詞/MVの意味を考察!ミイヒへのメッセージなの?

NiziU(ニジュー)のデビューシングルが発売され、ミュージックビデオの再生回数がぐんぐん伸びていますが、そのストーリーに反響が及んでいます。活動休止中のメンバー・ミイヒちゃんも出演しており、その演出に込められた意味についてミイヒちゃんに向けられた歌詞、演出なのでは?という声も。NiziUデビュー曲の歌詞やMVはどんなメッセージを持っているのか?ミイヒ ちゃんに宛てたものなのか?NiziUデビュー曲MVの意味を考察・解釈していきたいと思います!

プレデビュー期間中にミイヒちゃん活動休止

JYPエンターテイメントとSony music共同プロデュースにより誕生した9人組ガールズグループ・NiziU(ニジュー)は2020年6月30日に日韓同時プレデビュー、翌7月1日にグローバルプレデビューを果たしました。プレデビューシングル『Make you happy』がリリースされ、縄跳びダンスが大人気、毎日耳にする曲になりました。「プレデビュー」というのはよくわかりませんが、NiziUの人気拡大スピードは凄まじいものです!同世代の若い女の子からの人気はもちろん、30代、40代のママ世代の心もガッツリ掴み、ファンの年代は幅広いです。朝の情報番組スッキリ!でNizi Projectオーディションの軌跡を特集していたことが大きいかもしれませんね。

正式デビューは2020年12月2日、デビューシングル『Step and a step』を引っさげてのスタートとなります。そんな中、デビュー目前の10月23日、メンバーのミイヒ ちゃんの活動休止がオフィシャルウェブサイトで発表されました。ミイヒ ちゃんの体調が心配され続けていた中での、活動休止発表でした。選考が進むに連れてミイヒちゃんが痩せていってしまい、デビューメンバー入りが決定した日にもJ.Y.Parkさんから「少し痩せているからね、しっかり食べるんだよ」と声を掛けられるシーンもありました。ファンの間でもミイヒ ちゃんの体調変化に心配の声があがっていました。

デビュー日に先駆けて公開されたMVに注目が集まっています。

NiziU『Step and a step』MVの意味を考察

MVのスタートは「森」の中

森の中に迷い込んで進む道が見えない、自分がどこにいるのかもわからない状態を示しているのではないかと思います。夢に向かって走り続けた時にぶち当たる壁、あらゆる悩みの中にいるメンバーを想像できますね。

競技場のトラックに座り込むリオちゃん

次のシーンは競技場に一人座り込むリオちゃん。先が見えないほど続くトラックの先を見つめて不安げな様子です。さらに、リオちゃんのいるラインの両サイドには続いていく足あと。リオちゃんのラインの先にはまだ足跡はなく、これまで歩んできた足跡が後ろに残っている状態です。人生の途中で進むべき道はわかっているのに、進めない、進んでいく自信がなくなってしまう時がある、ということを表現しているのではないでしょうか。

鏡に映るいくつものマユカちゃん

森の中で鏡に映るいくつもの自分に立ち止まるマユカちゃん。これは「カメレオンマユカ」と呼ばれるマユカちゃんを表現しているのではと思います。何色にもなれるが何色でもない、自分がわからなくなる時があるという不安や悩みを示していると感じます。

複雑に入り組む階段の中に迷い込むニナちゃん

数段登ると数段降りる、また数段登って、数段降りる。自分が成長できているのか、一生懸命に走り続けているのに同じところに止まっているような感覚に陥る状態を示していると思います。ちょっと登ってちょっと降りる、だけを切り取ると登れていない気になってしまうけれど、実はそれを繰り返してどんどんと上に進んでいるということにはもっと俯瞰して見てみないと気づけないということです。本当は成長できているけど、目先のことだけを切り取ると変わっていないように感じてしまうことがある。

時計だらけの道を進むアヤカちゃん

次はいろんな時間を示す時計の中を進んでいくアヤカちゃんのシーンです。私の解釈は、周りの人が自分よりも早いスピードで成長していく中で、今自分がどの位置にいるのか、遅れいるのか進んでいるのかと比較して不安になっている様子を示しているのではないかと解釈しました。要領が良い人、飲み込みが早い人、自分の位置を測る物差しを他人のペースでみてしまうと余計な劣等感や無駄な優越感に浸って進む足を止めてしまいます。

雲の上に伸びるハシゴを見上げるリクちゃん

続いては雲の中に座り込むリクちゃんのシーンです。周りには何も見えず、目の前にあるハシゴの先は続いているのか途中で切れているのか、その先に何があるのかもわかりません。一見居心地が良いので居座りたいけれど、さらに上へと伸びるハシゴの先にはもっと良い世界があるのかもしれない。現状に居座らずに未知のステージへのチャレンジをする勇気を出せるかどうか?という葛藤を表現していると解釈しました。挑戦は勇気のいることです。今のままでも十分、とすることもできるけど、勇気を出した先にはもっと素晴らしい世界が待っているかもしれないのです。

大海原で何かを探すマヤちゃんの向こうにミイヒちゃん

大海原の中で何かを探すマヤちゃんのシーンです。広い海には何があるのか、どこに向かおうかと望遠鏡を覗き込んでいるマヤちゃんの先には、ミイヒちゃんがいるのです。

ミイヒちゃんのすぐ後ろには扉があるけれど、扉に背を向けて座り込んでいます。そんなミイヒちゃんを見つけたマヤちゃん。このシーンでは、自分一人で抱え込んで迷い、立ち止まった時、いつでもあなたを助けてくれる人がいるんだよ、ということを示しているのではないかと思います。これまでのシーンでは、一人迷いの中にいるメンバーが自分の道を探す様子が描かれていましたが、ここでは、ひとりじゃないよというメッセージが込められていると感じました。誰かに頼っていいんだよ、というメッセージです。

自分の色を探し出すリマちゃん

カラフルなモザイクのなかにいるリマちゃんはせっせと自分だけの色(赤)のブロックを積み上げています。ブロックを積み上げた先には赤いドアが出来上がって次のステージへと繋がっています。いろんな色があるけれど、自分だけの特別なカラーを1ピースずつ積み上げていくことであなただけの素晴らしい世界が待っているよというメッセージだと受け取りました。

走り出すNiziUのメンバーたち

ミュージックビデオの後半は、それぞれ不安や迷いの迷路を抜けて走り出していきます。

時計の中を駆け抜けていくアヤカちゃん、アヤカちゃんの横には針のない透明な時計があり、透明の向こうから青空が除き見えました。モノクの扉が無数にあるなかを駆け回るマコちゃん、上へと続くハシゴを登る決心をしたリクちゃん、夜の中を登った先には青空の中に赤いドアを見つけました。無数の階段の中からグリーンのドアを見つけて歩き出すニナちゃん。赤いブロックを積み上げて赤いドアを作ったリマちゃん。鏡に映る無数の自分の中に虹色をのドアを見つけたマユカちゃん。モノクロの中を駆け回っていたマコちゃんは紫色のドアを見つけます。トラックで座り込んでいたリオちゃんは、立ち上がり走り出した先に黄色いドアを見つけます。それぞれが自分色の扉を開けて花が咲き誇る世界へと出ていきます。

そして大海原でミイヒ ちゃんを見つけたマヤちゃんは、ミイヒちゃんの手を取りピンクのドアから一緒に出てきました。

ミイヒちゃんの先には、花びら舞う中、NiziUのメンバーが手招きして待っている。

それぞれ悩みながらも、自分だけの特別な色をみつけて綺麗な花の世界を進んでいくというストーリーです。活動休止中のミイヒちゃんへのメッセージであると同時に、明るい未来に向かって進んでいくメンバーひとりひとりがきっと経験する(している)であろう悩みに対する応援でもあるんだと思います。そしてそれはメンバーのみならず、世界を生きる全ての人が感じる悩みや不安にも共通することであり、この曲、NiziUを通して世界中の全ての人に向けられたメッセージが『Step and a step』には込められているのだと思います。

NiziU『Step and a step』歌詞の意味を考察

ここからは歌詞の考察ですが、これまでのミュージックビデオの解釈を踏まえて『Step and a step』を聴いてみてください。

先の見えないトラックの先に進めないリオちゃん。両脇の足跡は遥か彼方まで続いていて、自分は出遅れてしまっているような感覚を持ちます。だけど、

安心して 遅れてないから

君の足跡 いつもI’m proud of you

無数の自分の姿に迷いこむマユカちゃん。どれが本当の自分なのか、自分の色は何色なのかと迷いを抱えることがあるかもしれません。だけど、

鏡が輝く ありのままの君がいる

全てあなた自身で、虹色に光り輝く姿が美しい。

どんな時も隣で いつもそっと笑顔くれるのMy friend

なんか寂しい時だって その手を伸ばせばTake my hand

人はひとりでは生きられないし、あなたを助けてくれる人がいる。頼っても良いんだよ、一緒に進もう、というのはミイヒちゃんのシーンに当てられているように思います。

この曲を初めて聴いたNiziUのメンバーは涙を流して聴いたそうです。ひとりひとりの状況や心の葛藤、悩みを包み込んでくれるようなメッセージが伝わったのかもしれません。さらに、このMVのストーリーを考えると、ミイヒ ちゃんの活動休止はこの時点すでに決まっており、復帰の見通しもある程度は立っていたのではないかと推測されます。

デビューは全員で、ひとりひとりが特別な存在で、それぞれのペースで少しずつゆっくりと進めば良いんだというJ.Y.Parkさんからのメッセージだったのかもしれません。

正直なところ、初めて『Step and a step』のMVをみたときは胸が苦しくなりました。あまりにもミイヒちゃんにフォーカスした印象だったので、心配する気持ちが大きかったです。ただ、何度も曲を聴いているうちにメッセージが伝わってきて、自分自身への応援歌であると感じるようになりました。

これからもっともっと大きく羽ばたいていくNiziUを応援していきたいと思います!