プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾選手ですが、態度や性格が悪いのでは?という噂について実際のところはどうなのか?調べてみました。
国枝慎吾選手の性格やこれまでの経歴・エピソードについてご紹介します。
祝★金メダル!国枝選手が2020東京パラリンピックで金メダル獲得されました!
おめでとうございます!
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国枝慎吾の「態度が悪い」噂について
生年月日:1984年2月21日
出身地:東京都
身長/体重:173cm/65kg
出身大学:麗澤大学
所属:ユニクロ
座右の銘:『俺は最強だ』
国枝慎吾選手といえば、日本を代表するトップ車いすテニスプレーヤーですよね!
プロ選手となってから国枝慎吾選手はなんと2010年11月のマスターズ戦で敗戦するまで107連勝という偉業を成し遂げられています。
世界で活躍する国枝慎吾選手ですが、「態度が悪いのでは?」という噂を目にすることもあります。
国枝選手が態度が悪いと言われるのは何故なのか?調べてみました。
試合中のある態度がきっかけ?
きっかけは国枝慎吾選手は2016年リオデジャネイロパラリンピックでのことでした。
この年国枝慎吾選手は右肘の手術を受けており、万全とはいえない状態で試合に臨みました。
シングルス3連覇を狙ったリオパラリンピックで、国枝慎吾選手は準々決勝で敗れ、ベスト8という結果で終えました。
どうやら、このリオデジャネイロパラリンピックでの試合中、汗を拭くために受け取ったタオルの返し方が態度が悪いように見えていたようです。
大会スタッフの方を見ずにタオルを投げ返すような仕草が態度が悪いと噂されるきっかけになっていたようです。
ただ、これは個人的な見解ですが、パラリンピックという大舞台で人生を賭けた大勝負をしている最中ですのでそれで態度が悪いとか性格が悪いとかいうのも違うのかなと思いますね。
真剣勝負、全身全霊で戦うからこそだと思います。
国枝慎吾選手の態度が悪いという噂のきっかけは…
- きっかけは試合中の仕草
- 汗を拭いたタオルのスタッフへの返し方が無愛想に見えた
国枝慎吾の性格は?
国枝慎吾選手の態度が悪いという噂は、真剣勝負中の行動だったので国枝慎吾選手の性格が悪いということにはならないですよね。
では、国枝慎吾選手はどのような性格なのでしょうか?
これまでの国枝慎吾選手のエピソードから見られる印象は、
- 負けず嫌いな性格
- ポジティブな性格
これについてエピソードを見ていきましょう。
①負けず嫌いな性格
国枝慎吾選手に限らず、世界No.1になるトップ選手に言えることですが、負けず嫌いな性格ですね。
国枝慎吾選手は9歳の頃に脊髄のガンを発症し、車いすの生活となりました。
車椅子テニスを始めたのはそれから2年後、11歳の頃、お母様の勧めもあり車いすテニスに巡り合います。
国枝慎吾選手は自分でも「自分より負けず嫌いな人を見たことがない」と言うほどの負けず嫌い。
小学校3年生の時、学校のマラソン大会での話です。
国枝慎吾選手はどうしてもそのマラソン大会で勝ちたかったそうで、毎日放課後に練習をしていたそうです。
マラソンコースをイメージして、どこの坂でどのタイミングでスパートをかけるのかなど緻密にペース配分を計算していたんだそうです。
絶対に負けたくない、国枝慎吾選手らしいエピソードですね。
そのマラソン大会の結果は3位、優勝はできなかったようですが、悔しさをバネに次は必ず勝つと心に誓ったそうです。
②ポジティブな性格
負けず嫌いな国枝慎吾選手ですが、もう一つ特徴を挙げるとするならば、ポジティブという言葉が合うのではないでしょうか。
国枝慎吾選手は、2020東京大会が新型コロナウィルスの影響で1年延期が決まった時のことを次のように語っています。
- コロナによる変化は自分でコントロールできるものではない。
- 自分でどうこうできる問題ではないことにフォーカスするのではなく、自分がコントロールできることに集中する。
- 環境を受け入れ、状況を受け入れることができると自分の行動が変わる。
- 物事が良い方向に進み始める。
現状を嘆くのではなく、受け入れ、それをポジティブなパワーに変換していく。
これこそが国枝慎吾選手の強さの秘訣なのかもしれませんね。
国枝慎吾選手の『俺は最強だ』という言葉にも納得ができます。
発する言葉をポジティブに変えることでポジティブな結果を引き寄せているんですね。
国枝慎吾これまでの経歴
国枝慎吾選手はこれまで、パラリンピックではシングルスで金メダル2つ、ダブルスで金メダル1つを獲得しています。
さらに世界ランキング1位を8回も記録しています。
- 2004年 アテネパラリンピック ダブルス金メダル
- 2006年 フェスピック 金メダル
- 2007年 年間グランドスラム
- 2008年 北京パラリンピック シングルス金メダル、ダブルス銅メダル
- 2009年 プロ選手に転向
- 2010年 シングルス100連勝達成
- 2015年 全豪オープン優勝、全仏オープン優勝、全米オープン優勝
- 2016年 リオデジャネイロパラリンピック ベスト8
- 2018年 全豪オープングランドスラム
改めて見ると凄まじい記録を残されていますね。
フェデラーとの関係は?
国枝慎吾選手とフェデラー選手と聞くと、
日本人は”シンゴ”がいるじゃないか!
というフェデラー選手の言葉が思い浮かびます。
これは、フェデラー選手が日本の記者に「日本にはあなたのようなテニスプレーヤーが出てこないのはなぜだと思うか?」との質問に返した言葉で有名ですね。
国枝慎吾選手はそれほどまでに実力のあるプレーヤーだということです。
国枝慎吾選手とロジャー・フェデラー選手は共にユニクロのブランドアンバサダーを務めているんですよね。
テニス界では、ジョコビッチ選手、錦織圭選手もユニクロ所属と錚々たる面々がいらっしゃいます。
世界を極めて戦い続ける国枝慎吾選手、今後の活躍からも目が離せませんね!
応援していきたいと思います!