平昌オリンピックでバングドスラロームで金メダル、スノーボードクロスでは銅メダルを獲得して一躍有名になった成田緑夢さん。かっこいいですよね。東京2020パラリンピックには走高跳びで出場するなど活躍されていますね!
スノーボードをする姿はもちろん、ゴーグルを外した時に垣間見える笑顔もイケメン。性格も明るく前向きでモテ要素を全て持ち合わせていると言っても過言ではありません。
女性のみならず、男性からも人気の高い成田緑夢選手ですが、彼の肉体も魅力的!
優しい笑顔とは裏腹に鍛え上げられた肉体というギャップにやられた女子も多いのでは?!
男性も憧れる成田緑夢選手の筋肉についてご紹介します!
健常者にも引けを取らない身体能力
まずは、成田緑夢選手がどれだけすごいのかをご紹介します。
2013年、いつものように自宅屋上にあるトラポリンでトレーニングをしていた成田緑夢さんに悲劇が起きました。
両足に重りをつけた状態でトレーニング中、空中でバランスを崩し左膝が逆方向に折れ、左膝前十字靭帯後十字靭帯断裂という大怪我を負いました。
その衝撃で動脈も損傷。医師からは左足の切断を宣告されました。
父・隆史さんの必死の説得で左足の切断は阻止されましたが、歩けるようになる確率は20%と告げられました。
当時、オリンピック出場を夢見ていた成田選手の願いは無残にも打ち砕かれ、どん底を味わったのです。
その後、スポーツから離れ、友人と遊んで過ごしていましたが、ある日、ウェイクボードに挑戦することに。
麻痺している左足では至難のわざでしたが、できるようになりたい!という思いから何度も挑戦し、ついには自由自在に乗れるようになったのです。
それだけではなく、ウェイクボードの健常者も出場する大会でなんと優勝してしまいました。
ここから、成田緑夢さんの新しい挑戦がスタートしました。辛いリハビリを繰り返し、絶望的だった歩くということも実現。
それだけではなく、スポーツにも復帰したのです。事故の原因となったトランポリンは今でも使用し、子どもたちにも教えています。
同じ障害を持った人々の希望の光になること、これが成田緑夢さんの夢です。
障害があっても努力すればどんなこともできる。健常者とも対等に勝負できるということを彼自身の身をもって証明し続けてくれています。
鍛え上げられた肉体美
歩けないと言われた事故直後から、誰が今の成田緑夢さんを想像できたのでしょうか。
恐らく成田緑夢さん本人でさえ絶望していたでしょう。それを乗り越え、素晴らしいパフォーマンスを可能にしたのは成田緑夢さんの血の滲むようなトレーニングがあったからこそです。
ハンディキャップを背負いながらスポーツに挑戦している成田緑夢さんの肉体は本当に素晴らしいです。美しい筋肉がこちら!
成田緑夢くん、ぜんぶ大好き!
優しくてはっきりとした語り口、パッチリ目、柔和な笑顔、確固たる信念、筋肉、もう最敬礼。ぜんぶ大好き。 pic.twitter.com/cjaA2TCtQV— 野田弘樹 (@hirokirainbow) 2018年3月16日
すごいですね!厚い胸板に綺麗に割れた腹筋…。
男性なら一度は憧れ、毎年の目標にこの体を手に入れることを掲げているのではないでしょうか?
そして冬の間は寒いからと断念し、夏が近づくと、今年こそは!と気合いを入れるも、雨だから、とトレーニングをやらない理由を探し出す…(笑)
ただ願うだけでは絶対に手に入れられない、自分の努力が形になった姿なのです。
それを自らに負荷をかけて逞しい筋肉をつけている成田緑夢さんがどれだけすごいのか、少しは理解できると思います。
どんな筋トレをしているの?
今年もやってきた、憧れボディを夢見る季節ですが、一体どんなトレーニングをすれば成田緑夢さんのようなモテボディが手に入れられるのでしょうか?
ライザップ?美人専属トレーナーをつける?糖質制限?
どんな筋トレをしているのか気になるところですが、成田緑夢さん本人によると「筋トレは一切していない」という。競技に向けた練習をする中で自然ついてくる筋肉だというのです。トレーニングする競技によって筋肉のつき方も変わるんだとか。
ウェイクボードもスノーボードも、トランポリンも、全ての競技で全身の筋肉が使われます。
毎日毎日努力をやめない成田緑夢さんは日々の練習でバランス感覚と体幹が鍛えられ、ばらつきのない、美しい体を手に入れているんですね。
パラリンピックで金メダルを獲得した成田緑夢さんですが、夢はさらに続きます。
2020年の東京オリンピックではパラリンピックとオリンピックの両方に出場することが今の目標であり、夢です。
成田選手の絶え間ない努力があれば、その夢も現実になるかもしれません。
これからの挑戦を全力で応援したいと思います!