サッカーW杯ロシア大会、めちゃくちゃ盛り上がっていますね!誰もが日本の敗戦を予想していたであろう完全格上のコロンビアに勝利した瞬間は、本当に鳥肌ものでした!
前半開始早々にコロンビアは退場者を出し、引き分けに持ち越せるか?!と思っていたら、なんとサムライジャパンは2ー1でコロンビアを破りました!
中でも特に輝いていたのは、勝ち越しゴールを決めた大迫勇也選手!
コーナーキックを蹴るのは本田、コロンビアの壁を乗り越えてヘディングで合わせた大迫。
大迫がゴールを決めた瞬間、テレビ画面に映し出されたのは、大迫半端ないっての応援幕でした。
今回は、大迫半端ないって!の誕生のルーツとなった中西隆裕さんをご紹介します!
大迫半端ないって!を生み出した中西隆裕さんとは?
大迫半端ないって!が生まれたのは今から9年前、2009年の全国高校サッカー選手権大会の準々決勝のことです。
当時大迫勇也選手は、鹿児島城西高校3年。その技術は同年代の選手と比べても並外れたものがありました。
準々決勝で対戦したのは、兵庫県の滝川第二高校。当時3年生だった中西隆裕さんがキャプテンを務めていたチームです。
試合は大迫が2ゴールを決め、6ー1で中西さんの滝川第二高校を破りました。
涙のロッカールームが笑いのロッカールームに?!
高校サッカーといえば、涙のロッカールーム。皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?
青春をサッカーに捧げた高校生たちが死力を尽くした戦いの後、敗退したチームのロッカールームでは様々な感動のシーンが生まれます。
しかし、滝川第二高校のロッカールームはもちろん涙、涙のロッカールームなのですが、そこにはユーモアが溢れかえり、笑いのロッカールームになりました。
大迫選手の反則並みのスーパープレーに思わず口から出た言葉が、「大迫半端ないって!あいつ半端ないってホンマ!!」と涙を流しながら叫んだ中西隆裕選手の言葉でした。
「あいつ絶対全日本なるな!」との予言まで!
そして当時の監督・栫(かこい)裕保監督は、ユーモアを込めながら「俺、握手してもらったぞ!」の一言(笑)
負けたことは悔しいし、勝ち残りたかったのは確かなはずですが、あまりの大迫の怪物ぶりにお手上げ状態。もう笑いに変えるしかなかったのかもしれませんね(笑)
それほど、大迫勇也選手はスーパー選手だったのです。
大迫半端ないって!フルバージョン動画
中西選手の心からの声をお聞きください!(笑)
いかがですか?このロッカールームはこれまで見たロッカールームの中で一番感動的でなんだかほっこりする映像でした。
約10年の時を経て、日本中の合言葉になるとは誰も想像していなかったでしょうね(笑)
中西隆裕さんの現在は?
中西隆裕さんは滝川第二高校を卒業後、大学サッカーの名門・関西大学に進学されました。
大学でもサッカーに打ち込んでいましたが、卒業と同時に就職し、現在は大手銀行勤務をしているそうです。
今回のW杯での突然のクローズアップで困惑しているに違いないですね。
メディアの取材は受けていないようです。
当時の監督、栫裕保さんは、中西も社会人だから、配慮してあげてください、と代わりに取材に応じています。
銀行員を志したのは、人の役に立てる人間になりたいとの中西さんの想いからだったそうです。
高校時代の悔しい敗戦もきっと中西隆裕さんの今に繋がっていることでしょう。
この後のセネガル戦、ポーランド戦を勝ち抜き、グループリーグに進んでくれることを期待しましょう。
そして、大迫半端ないって!がなんども見られるといいですね。
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