北京五輪2022フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したアレクサンドラ・トゥルソワ選手が試合後にエテリトゥトベリーゼコーチに激怒していた場面がありました。
アレクサンドラ・トゥルソワ選手がエテリ・トゥトベリーゼコーチの腕を振り払って怒鳴っていたのはなんと言っていたのでしょうか?
トゥルソワ先輩のブチ切れ理由はワリエワ選手の件だったのでしょうか?
ロシアメディアの報道から紐解いていきます。
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トゥルソワ先輩はエテリコーチに言った言葉は何?
北京オリンピックフィギュアスケート女子は金メダルはアンナ・シェルバコワ選手(ROC)、銀メダルはアレクサンドラ・トゥルソワ選手(ROC)、銅メダルは坂本花織選手、そしてカミラ・ワリエワ選手(ROC)は4位という結果で終わりました。
ワリエワ選手のドーピング問題により疑惑の大会となっている中での演技でした。
銀メダルを獲得したトゥルソワ選手は、演技後にエテリ・トゥトベリーゼ監督の差し出した手を振り払い激怒している様子が映し出されました。
ロシアメディアの報道内容は?
エテリコーチとトゥルソワ選手のやりとりについて、ロシアのメディアは次のように報じています。
銀メダルのトゥルソワ選手に祝福のハグをしよう左腕を伸ばしたところ、トゥルソワ選手はそれを避け、「あなたはこうなることを全部知っていたでしょ!嫌だ!フィギュアスケートは一生やりたくない!もう二度と氷の上には出ない!」
トゥルソワ選手はコーチ陣を厳しく責め立てていたというのです。
【動画】トゥルソワのブチギレシーン
— taipeifollowers (@taipeifollowers) February 17, 2022
ドーピングする人もいれば、ほんとに頑張ってる人もいるのかな…
当の本人より、怒りをあらわに…pic.twitter.com/NKTXf8Jo4K
— せつプリモチཊཏ (@SETSUNA_Ross) February 17, 2022
エテリ・トゥトベリーゼコーチを完全拒絶していた!
トゥルソワ選手は完全に拒絶していました。
エテリコーチが手を差し出しても振り払い、泣き叫び、怒鳴っていますね。
本来であればオリンピックでメダルを獲得できたことを喜んでもよい場面ですが、複雑ですね…。
ブチ切れ理由はワリエワだった?
試合後に行われたメダリスト会見では、金メダルを獲得したシェルバコワ選手がワリエワ選手について語っています。
「ワリエワ選手の演技を見ました。
彼女のことを心配していました。
最初のジャンプからこの演技が彼女にとってどれくらい大変なものなのかを感じていました。
スポーツ選手としてその気持ちがよくわかります。」
ワリエワ選手、トゥルソワ選手、シェルバコワ選手は同じロシアオリンピック委員会からの出場です。
選手同士の交流ももちろんありますし、今回のドーピング問題をめぐる状況には複雑な心境だったのかもしれません。
トゥルソワは自分の演技に対する怒りと弁明
トゥルソワ選手はメダリスト会見でコーチ陣に対して怒っているように見えたが何があったのか?という質問に対して次のように回答しています。
「自分ができることは全部やりましたが結果は満足できませんでした。
なので、怒ったり落ち込んだりしていました」
と、あくまでも自分自身の演技に対する苛立ちだったと弁明していました。
坂本花織のコメント
坂本花織選手もドーピング疑惑の騒動について語っています。
「周りが騒動で大変なことになっている中、五輪で成績を残したいという気持ちでここにきているので考える必要性がないなと思って、脳内から排除して自分ができることに集中しようと思ってやった」
今回は周りの選手たちへも負担のかかる状況だったと思いますが、その中でも自分自身の戦いにフォーカスして臨んでいたんですね。
坂本花織選手は浅田真央さん以来のメダル獲得となりました。
まとめ
ROCのトゥルソワ選手は銀メダル獲得後にエテリコーチを拒絶し激怒している様子を捉えられました。
トゥルソワ先輩は「あなたはこうなることを全部知っていたでしょ!嫌だ!フィギュアスケートは一生やりたくない!もう二度と氷の上には出ない!」という言葉をエテリコーチにぶつけていました。
トゥルソワ先輩のブチギレ理由の真相は如何に…