W杯ロシア大会第2戦、日本はセネガルと対戦し2−2の引き分けで勝ち点1を獲得しましたね!
前半でセネガルに先制された時には、「先制されなければ勝利できる」と言っていた西野監督の言葉が頭をよぎり、最悪の事態を想像してしまいましたが、乾の素晴らしい勝ち越しゴールに、本田の男を魅せる同点ゴールはシビれました!
正直言って、勝てる試合でしたし、ここで決勝トーナメント進出を決めたかったのが本音。
それは選手たちが1番感じていることではないでしょうか?
そんな中、ゴールキーパーの川島に対し、交代論が浮上しています。
ミス連発にイエローカードで批判殺到
川島永嗣(かわしま えいじ)
生年月日:1983年3月20日
出身地:埼玉県与野市
身長:185cm
体重:82kg
所属チーム:FCメス(フランス)
川島永嗣選手といえば、2010年のFIFAW杯南アフリカ大会のゴールキーパーを務め、日本のピンチを再三好セーブで救い一躍大人気選手になりました。
それまでの絶対的ゴールキーパー川口能活選手や楢崎正剛選手など、日本のゴールキーパーは不動のエースのような、チームの大黒柱のような偉大な存在でした。
川島はその気迫溢れるプレーで、まさに体を張ってゴールを守り、ピンチの時にはチームを鼓舞してました。
そんな川島ですが、今大会ではミスが続き失点を重ねています。
ネット上では川島選手に対する厳しい言葉が飛び交っています。
下手くそ、ライン割ってるのに入ってないアピールダサい、パンチングじゃなくてそもそもキャッチだろ、など川島のプレーに疑問をもつ声も多数。
さらには海外メディアにもお粗末なゴールキーパー、セネガルにゴールをプレゼントなど川島のプレーを皮肉る記事が…。
川島永嗣のウィキペディアも閉鎖?!
川島永嗣のwikiがセネガル代表になっててクソ笑った pic.twitter.com/ghl56ha9Xy
— びしょっぷ (@theendofmasaaki) 2018年6月24日
Wikipediaではセネガル戦でパンチングで弾いたボールが前にいたマネに当たり先制点となったことを受けて、セネガル人選手と書き込まれていました。
また、パンチングで失点を招いた川島永嗣選手を皮肉って職業をボクシング選手と書き換えるなどやりたい放題。
川島選手の名前もエイジ カワパンチング カワシマなど外国人選手のような名前に編集されていました。
川島永嗣の愛称がパンチング川島になってるのは大草原 pic.twitter.com/x8IZZFy202
— ヴィオラ@7月15日きんモザ公開録音京都 (@viola64maki) 2018年6月24日
川島選手を揶揄する編集がなされ、現在は編集ができないように保護される始末…。
正直ここまで行くと引いてしまいました。
なぜ代表正GKなのか?
ここまで批判され、確かにミスも多い川島選手ですが、なぜ日本代表の正ゴールキーパーを任されているのでしょうか?
川島選手は今年35歳と年齢的にも若くありません。
川島が日本のゴールを守る理由は、サムライジャパンの精神的支柱の役割を果たしているからです。
確かに、日本代表選出に当たって川島はなかなか試合にも出られず選手として良い状態ではありませんでした。
しかし、W杯のような大舞台ではメンタル面でチームを支える存在が必要です。
川島の言葉はチームを動かし、彼の経験とチームを鼓舞する気迫のプレーは日本代表にとっては欠かせない存在でした。
川島がミスをしたとしても、それを取り返すチームの団結が今の日本の快進撃を支えていると言っては大げさでしょうか?
どんなにミスがあろうとも、失点をしようとも、川島がロシア大会日本代表のゴールキーパーとしてピッチに立つ意義は大きいのではないでしょうか?
とはいえ、結果を出さなければ評価されないのがスポーツの世界です。
バッシングをはねのけ同点ゴールを決めた本田のように、川島も自分自身のプレーで日本を、世界を黙らせて欲しいですね!
今大会、ベルギーに破れ、ベスト8進出には手が届きませんでしが、川島選手の気迫がチームを鼓舞していたことは間違いありません。
2−0で進めていたゲームから3点を奪われて負けるというのは、ゴールキーパーにとっては本当に悔しいことだと思います。
最後のインタビューでは目を赤くして悔しさを押し殺している姿がありました。
その中でも、個人としてではなく、チームとして戦っていたこと、チームで同じ方向を見ていたことを語ってくれました。
4年後のW杯のゴールキーパーを務めるのはもしかしたら川島選手ではないかもしれませんが、彼のような気迫とチームをまとめるキーパーが後に続くことを願っています。
お疲れ様でした!!