WBC2023年 侍JAPAN 大谷翔平も意欲的

2023年3月8日~3月21日に開催される世界野球連盟の世界一決定戦『第5回WORLD BASEBALL CLASSIC(ワールド・ベースボール・クラシック)』

計20カ国の中から、世界一の野球代表チームが決まる本戦が迫ってきています。

日本代表チーム(通称:侍JAPAN)は、元日本ハムファイターズ監督の栗山英樹氏が務め、選抜されるメンバーにも大きな注目が集まっています。

野球ファンのみならず、普段野球を見ない人も注目しているWBC2023ですが、日程や参加国について詳しく知りたいという方は多いでしょう。

本記事では、WBC2023について

  • 日本代表(侍JAPAN)の詳細
  • 本戦のスケジュール
  • 中継予定やチケットについて
  • 気になる参加メンバー、大谷翔平選手は出場するのか?

解説しています。

これを読めば、WBCについて分からないことはなくなるはず!

ぜひ最後までお読みください。

WBC 2023 侍JPAN 強化試合

本戦の前哨戦として『侍ジャパンシリーズ 2022』が行われます。

この試合は、WBCに向けて選手を選抜する&チームとして動き方や結束を高めるという目的で実施されるものです。

そのため、選ばれたメンバーは”本戦に出場するかどうか分からない当落線上にいる若手”が中心となっています。

ここでは強化試合の日程や対戦相手、選抜選手について紹介します。

日程:対戦相手

侍ジャパンシリーズ 2022の日程は以下の通りです。

2022年11月5日 (土)vs 北海道日本ハムファイターズ

会場 東京ドーム
中継局・放送時間 BS朝日にてリレー中継

15:30~試合終了まで

2022年11月6日(日)vs 読売ジャイアンツ  

会場 東京ドーム
中継局・放送時間 BS-TBS:14:00~15:00

TBS系列 地上波(全国ネット):15:00~17:00

BS-TBSにてリレー中継:17:00~試合終了まで

Paravi:14:00~試合終了まで

2022年11月9日(日)vsオーストリア

会場 札幌ドーム
中継局・放送時間 TBS系列 地上波(全国ネット):19:00~22:00

BS-TBSにてリレー中継:22:00~試合終了まで

Paravi:19:00~試合終了まで

2022年11月10日(月) vsオーストラリア

会場 東京ドーム
中継局・放送時間 テレビ朝日系列 地上波(全国ネット):18:30~20:54
※一部地域を除く
BS朝日にてリレー中継:20:54~試合終了まで

選抜選手

『侍ジャパンシリーズ 2022』に選抜された日本代表選手をポジションごとに紹介します。

投手

名前 所属チーム 背番号
佐々木朗希 ロッテ 11
森浦大輔 広島 13
髙橋宏斗 中日 14
大勢 巨人 15
宮城大弥 オリックス 16
伊藤大海 日本ハム 17
戸郷翔征 巨人 20
今永昇太 DeNA 21
山﨑颯一郎 オリックス 22
石川柊太 ソフトバンク 29
與座海人 西武 44
高橋奎二 ヤクルト 47
湯浅京己 阪神 65

捕手

名前 所属チーム 背番号
森友哉 西武 10
甲斐拓也 ソフトバンク 19
中村悠平 ヤクルト 27

内野手

名前 所属チーム 背番号
山田哲人 ヤクルト 1
源田壮亮 西武 2
牧秀悟 DeNA 3
岡本和真 巨人 25
中野拓夢 阪神 51
村上宗隆 ヤクルト 55

外野手

名前 所属チーム 背番号
周東佑京 ソフトバンク 4
近本光司 阪神 5
佐藤輝明 阪神 7
近藤健介 日本ハム 8
塩見泰隆 ヤクルト 9
西川龍馬 広島 63

※強化試合が追加され次第に追記します

日本人最多シーズンホームラン記録を達成した村上宗隆選手や山田哲人選手など、本戦入りが確実視されているメンバーもいますが、ほとんどは侍ジャパン初選出の若手ばかりです。

これからの日本野球界を背負う侍たちによる熱い戦いに注目しましょう!

WBC 2023開催 本戦スケジュール

第5回WBC本戦は、約2週間をかけて行われます。

ここでは、第5回WBCの詳しいスケジュールを解説いたします。

1次ラウンド

1次ラウンドは20カ国が4つのプールに分かれます。

各プールの上位2チームが、準々決勝へとコマを進めるという方式です。

プールA

会場:台中インターコンチネンタル野球場(台湾)

試合日程:2023年3月8日(水) ~ 13日(月)

参加国:チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ

プールB

会場:東京ドーム(日本)

試合日程:2023年3月9日(木) ~ 13日(月)

参加国:日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国

プールC

会場:チェイス・フィールド(アメリカ)

試合日程:2023年3月11日(土) ~ 15日(水)

参加国:アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、イギリス

プールD

会場:ローンデポ・パーク(アメリカ)

試合日程:2023年3月11日(土) ~ 15日(水)

参加国:プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア

準々決勝ラウンド

準々決勝からは、負けたら終わりのトーナメント方式がとられます。

準々決勝1

会場:東京ドーム

試合日程:2023年3月15日(水)、16日(木)

上位2チームが決勝ラウンドへと進みます。

準々決勝2

会場:ローンデポ・パーク(アメリカ)

試合日程:2023年3月17日(金)、18日(土)

上位2チームが決勝ラウンドへと進みます。

決勝ラウンド

準決勝

会場:ローンデポ・パーク(アメリカ)

試合日程:2023年3月19日(日) ~ 20日(月)

準々決勝1の1位vs準々決勝2の2位

準々決勝2の1位vs準々決勝2の1位

上記の対決で勝ったほうが、世界一を決める決勝戦に臨むことができます。

決勝

会場:ローンデポ・パーク(アメリカ)

試合日程:2023年3月21日(火)

WBC 2023開催地

ここでは、第5回WBCの開催地をラウンドごとに地図付きで紹介いたします。

現地観戦したい方は、ぜひとも参考にしてください。

1次次ラウンド

プールA

会場名 台中インターコンチネンタル野球場(台湾)
所在地 台中市北屯区崇徳路三段835号

地図

プールB・準々決勝1

会場名 東京ドーム(日本)
所在地 東京都文京区後楽1丁目3-61

プールC

会場名 チェイス・フィールド(アメリカ)
所在地 401 E Jefferson St, Phoenix, AZ 85004(フェニックス)

プールD・準々決勝2・決勝

会場名 ローンデポ・パーク(アメリカ)
所在地 501 Marlins Way, Miami, FL 33125

WBC 2023出場国

WBC本戦には、延べ20カ国のチームが参加します。

ここでは、各国の特徴や注目選手など、観戦がもっと楽しくなるポイントを紹介します。

野球大国として実力を見せつけてきた日本ですが、油断していると危ういかもしれません。

それほど、今大会は各国が”本気の編成”で挑んでくるのです。

プールA

チャイニーズ・タイペイ

チャイニーズ・タイペイとは台湾代表。

WBCには、第1回大会から参加しています。

世界ランキング3位ながらも、過去の大会では思うような結果が残せていません。

台湾にも野球リーグがあり、文化が根付いてはいますがチームを引っ張るような中心選手が出てきていないのが現状です。

若手には将来有望な選手が沢山いるものの、プロで大成しないというケースが多いように見受けられます。

注目選手

今大会の注目選手は、最速154キロの右腕・李晨薰

若干20歳ながらメジャーも注目しているほどの有望株です。

確実にこれからの台湾野球界を背負っていくスターでしょう。

過去のWBC成績

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:2次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

キューバ

赤いユニフォームが特徴で「赤い稲妻」とも揶揄される野球強豪国です。

インターコンチネンタルカップで17大会中優勝11回、ワールドカップで39大会中優勝25回等など輝かしい実績を誇っています。

しかしWBCでは、2006年の準優勝以外は第2次ラウンド敗退に留まっており、昨今は野球強豪国の息を潜めているのが正直なところです。

キューバ出身のメジャーリーガーは大勢いるものの、ほとんどが亡命しています。

亡命するとキューバ代表として選出されることがなくなるため、代表チームの戦力は自然と下がってしまうのです。

この亡命こそが不調の原因でしょう。

日本と何度も熱い戦いをしてきた”ライバル”とも言える存在です。

注目選手

現在NPBでも活躍中のモイネロ、マルティネスら グラシアルは選出される可能性が高いです。

日本の野球を知り尽くしたメンバーは脅威になること間違いなし。

特にモイネロはリーグでも屈指の抑えとして君臨しています。

WBCでも、その実力を見せつけてくれるでしょう。

2006年:準優勝

2009年:2次ラウンド敗退

2013年:2次ラウンド敗退

2017年:2次ラウンド敗退

過去のWBC成績

2006年:準優勝

2009年:2次ラウンド敗退

2013年:2次ラウンド敗退

2017年:2次ラウンド敗退

イタリア

欧州野球選手権優勝10回、準優勝15回という実績から分かる通り、ヨーロッパでは屈指の強さですが、国際大会では思ったような結果が残せていません。

注目選手

イタリアの注目選手は、MLBのエンゼルスに所属するマックス・スタッシ捕手です。

同チームに所属する大谷選手とバッテリーを組んだ経験もあります。

イタリア代表では、打てる捕手としてチームの司令塔になるでしょう。

過去のWBC成績

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:2次ラウンド敗退

2013年:2次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

オランダ

ヨーロッパで圧倒的な強さを誇るのがオランダ代表です。

「オラニエ」の愛称を持つチームは、パワーとスピードを生かしたベースボールを得意としています。

MLB・NPB両方に有名選手を輩出しており、プールAの1位通過が確実視されているチームです。

野手陣は申し分ない構成ですが、投手陣に若干の不安が残ります。

その弱点さえ克服できれば、一気に優勝候補へと上がってくるでしょう。

注目選手

スタメン全員をガチガチのメジャーリーガーで構成してくると考えられます。

その中でも注目したいのが、パドレス所属のジュリクソン・プロファー選手

捕手と投手以外の全ポジションを守れるユーティリティープレイヤーながら、パンチ力のある打撃も持ち併せています。

調子の波が激しいぶん、ノリに乗ったときは手が付けられないという印象です。

過去のWBC成績

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:ベスト4

2017年:ベスト4

パナマ

かつては野球大国として実力を示していたパナマ。

しかし2000年代に入ってからは、思うような結果が残せていません。

今回は第2回以来となる本戦出場です。

厳しい戦いが予想されますが、プールAはオランダ以外実力が拮抗しているので、どうなるか楽しみですね。

注目選手

大谷翔平選手と同チームのエンゼルスから

エンゼルスのハイメ・バリア投手(26)

レイズのクリスチャン・ベタンコート捕手(31)

ロッキーズのジャスティン・ローレンス投手(27)

フィリーズのヨハン・カマルゴ内野手(28)

が出場される事が発表されました。

過去のWBC成績

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:予選敗退

2017年:予選敗退

プールB

日本

我らが日本代表・侍ジャパンです。

国際大会では、野球大国の名に恥じない成績を残し続けています。

日本特有の「スモールベースボール」を掲げた小技中心の野球というイメージが強いですが、実際は一発もある”理想的な野球”を持ち味としています。

世界ランキングは圧巻の1位。

今大会でも優勝候補に挙げられていますが、WBCでは2大会連続で優勝を逃しています。

プールBでは、永遠のライバル・韓国や強豪・オーストラリアと対戦することもあって油断はなりません。

注目選手

何といっても大谷翔平選手でしょう。

いまやメジャーリーグを代表する選手となった大谷翔平さん。

今大会の参加にも意欲を見せており、出場した場合の起用法にも注目が集まっています。

その他にも、日本人最多ホームラン記録を樹立した村上宗隆選手や2022年度からメジャーに挑戦した鈴木誠也選手なども注目です。

投手陣では、エースとしてオリックスの山本由伸選手が牽引してくれると思われます。

過去のWBC成績

2006年:優勝

2009年:優勝

2013年:3位

2017年:3位

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韓国

日本にとって永遠のライバルが韓国です。

これまで多くの国際大会でしのぎを削ってきました。

WBCでも熱戦を繰り広げていて、各大会で名勝負を繰り広げています。

世界ランキングは2位につけており、その実力は本物です。

多くのメジャーリーガーを擁するメンバーで1位を獲りにくるでしょう。

WBCでは2大会連続で1次ラウンド敗退という屈辱を味わっている韓国。

今大会にかける熱量は尋常なものではありません。

注目選手

パドレス所属のキムハソン選手は注目の一人です。

最高峰の舞台・MLBでも上位の遊撃手と言われています。

その理由は広い守備範囲、パンチ力のある打撃、チームプレーに徹したメンタリティーなど様々です。

2022年シーズンも打率.251ホームラン11本OPS.708の成績を残しています。

間違いなく韓国打線の中心を担う選手でしょう。

2006年:ベスト4

2009年:準優勝

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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オーストラリア

アジア地域の強豪・オーストラリア

オリンピックで最高2位を記録したことがある古豪です。

WBCでは全て1次ラウンド敗退に終わっていますが、日本にとって侮れない相手なのは間違いありません。

一芸に秀でた選手が多い印象なので、初見では苦労する可能性大です。

注目選手

シカゴ・ホワイトソックスのリアム・ヘンドリックス投手は、現役のオーストラリア出身で唯一の活躍しているメジャーリーガーです。

2021年シーズンはクローザーとして大奮闘。

8勝3敗38セーブ 防御率2.54の成績でセーブ王を獲得しました。

代表に選ばれるか不明ですが、選出された場合は大会を代表する守護神として君臨するでしょう。

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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中国

まだまだ野球の歴史が浅い中国代表

本格的に野球に力を入れたのは2000年代中盤からです。

年々力を増してきており、WBCでも善戦を繰り広げることが多くなりました。

正直昔の大会では強豪国に全く歯が立っていませんでしたが、もはや弱小国ではありません。

韓国に勝った経験もあるほどにレベルアップした緻密な野球に注目です。

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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チェコ共和国

ヨーロッパでは野球強豪国と知られているチェコ共和国

今大会で初めて予選突破をして本戦出場権を獲得しました。

最大の長所は洗練された守備です。

内外野問わず広い守備範囲と堅実さを兼ね備えています。

まさに守りの野球が売りのチームと言えるでしょう。

恵まれた体格を生かした打撃力も魅力です。身長が190㎝を超える選手も多く、どこからでも一発がでる打線になっています。

注目選手

正捕手でありチェコ人最高位の3Aまで昇格したマルティン・セルベンカはチームを引っ張る選手です。

正直高いレベルの投手には苦戦が予想されますが、軸になる選手が本調子なら4~5点をアベレージで取れる力はあります。

2006年:不参加

2009年:不参加

2013年:予選敗退

2017年:予選敗退

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プールC

アメリカ

言わずと知れた野球を作った国・アメリカ

過去のアメリカ代表は「WBCは本気じゃない」というスタンスを貫いていました。

しかし、今大会のアメリカ代表は“”ガチ”です。

参加を表明している選手は、全員メジャーリーグのスター選手。

夢にまでみた「本気のアメリカ代表」が実現しました。

現代の野球スタイルの頂点とも言えるチームです。

選手が本調子であれば、間違いなく優勝候補筆頭と言えるチームでしょう。

注目選手

主将を務めるマイク・トラウトは「現MLBにおいてもっとも優秀な選手」と言っても過言ではありません。

まだ31歳ながらも、シーズンMVPを3回、オールスターゲームに10回選出、シルバースラッガー賞を7回獲得するという経歴の華々しさ。

理想的なスイングから放たれるホームラン、正確無比な選球眼、申し分ない守備…

もはや弱点はないというレベルです。

また、フィラデルフィア・フィリーズ所属のブライス・ハーパー選手も分かりやすいスター選手の一人です。

見た目の華もありますし、MLB随一の長打力はまさに規格外。

良いところで打ってくれるスター性もあります。今大会でも暴れまくってくれるでしょう。

アメリカ代表はレベルが高すぎるがゆえ、全員が注目選手です。

ぜひ最高峰の野球をその目に焼き付けてください。

2006年:2次ラウンド敗退

2009年:ベスト4

2013年:2次ラウンド敗退

2017年:優勝

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メキシコ

野球が盛んな国で知られるメキシコ

パワー溢れる野球が最大の特徴です。

自国にリーグを持っているので、常にレベルの高い環境で野球が行われています。

メキシカンリーグには、過去に日本で活躍した助っ人が多く所属しており、色々な国籍の選手がいる多彩なリーグです。

注目選手

100マイル(約161キロ)右腕のタイフアン・ウォーカー(メッツ所属)は注目の選手です。

2022年シーズンは先発ローテーションの一角を担い、12勝5敗、防御率3.49という好成績を残しています。

彼をどのタイミングで登板させるかが、メキシコにとっては非常に重要なポイントとなるでしょう。

2006年:2次ラウンド敗退

2009年:2次ラウンド敗退

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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コロンビア

前回大会に続き、2回目の本戦出場となるのがコロンビアです。

トッププロが参加しないワールドカップで、優勝、準優勝、3位入賞をそれぞれ2回ずつ経験するなど、その実力は折り紙つき。

メジャーリーガーも輩出しており、年々実力は増してきています。

今大会はダークホースとして良いラインまで行くのではと予想されるほどです。

注目選手

ロッキーズのエリアス・ディアス選手は、2022年シーズン打率.228、9本塁打、51打点という成績を残しています。

キャッチャーとしてチームを引っ張る活躍に期待したいです。

2006年:不参加

2009年:不参加

2013年:予選敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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カナダ

オリンピックでベスト4になった経験もあるカナダ代表

国際大会で際立った成績は残せていませんが、連続で本戦に出場しているあたり実力は本物です。

プールCでは、アメリカに次いで1次ラウンド通過が有力視されています。

寒冷地で鍛えた粘り強い野球は、他国にとっても脅威になるでしょう。

注目選手

ドジャースのフレディ・フリーマン選手はカナダ出身の野球選手の中でも秀でた成績を残しています。

2022年シーズンは打率.321、13本塁打を記録しており、代表でもチームの中心打者として牽引するでしょう。

2006年:1次ラウンド敗退

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:1次ラウンド敗退

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イギリス

サッカーの強豪国というイメージが強いイギリス

野球に関しては、ヨーロッパの中でも強豪国という訳ではありません。

しかし、アメリカ独立リーグや2A選手の台頭のおかげで初の本戦出場を果たしました。

まだまだ野球発展国の部類ですが、文化さえ根付けば強豪国になるポテンシャルは秘めています。

戦術と調子さえハマれば、今大会で台風の目となれるでしょう。

注目選手

チームのほとんどがアメリカ独立リーグもしくはマイナーリーグの選手

2006年:不参加

2009年:不参加

2013年:予選敗退

2017年:予選敗退

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プールD

プエルトリコ

第3回、第4回大会と続けて準優勝している強豪国です。

予想されている選抜メンバーは、ほぼ全員がメジャーリーガーとなっており、間違いなく今大会でも好成績を残すでしょう。

特に目を見張るのが内野陣。

コレア、バエズ、リンドーアといった豪華布陣が守る内野は鉄壁かつ打撃力も秀でています。

注目選手

メッツ所属のフランシスコ・リンドーア選手はメジャーでも指折りの遊撃手です。

華麗で美しい守備とシーズン30本以上打てる打撃力は唯一無二の能力と言えるでしょう。

性格もパワフルで頼もしいので、もし参加してくれれば大会が一段と盛り上がるはず。

2006年:2次ラウンド敗退

2009年:2次ラウンド敗退

2013年:準優勝

2017年:準優勝

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ベネズエラ

国民全体が野球に熱を注いでいるベネズエラ

WBCでは毎回優勝候補に挙げられつつも、思うような結果が残せていません。

プールDはレベルが高いですが、何とか意地を見せて”強豪国のプライド”を見せられるでしょうか。

参加表明さえされれば、夢のスター軍団が形成できます。

ぜひともガチメンバーを揃えて、真の実力を示してほしいところ。

注目選手

アストロズ所属のホセ・アルトゥーベ選手はメジャーを代表する二塁手です。

サイン盗み疑惑で一気に反感を買いましたが、その後も圧倒的な成績を残すことで周囲を黙らせています。

低身長とは思えないパワフルな打撃でベネズエラを悲願の優勝へと導けるか。注目しましょう。

2006年:2次ラウンド敗退

2009年:ベスト4

2013年:1次ラウンド敗退

2017年:2次ラウンド敗退

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ドミニカ共和国

今大会でアメリカに次ぐ優勝候補なのがドミニカ共和国です。

メジャーリーグのオールスターとも言える面々を揃えられますし、全大会で高いモチベーションを発揮しています。

強いて弱点を言えば投手陣です。

野手陣は世界一レベルなのですが、投手陣は少し引けをとる印象があります。

注目選手

ブルージェイズ所属のゲレーロ・ジュニア選手は、間違いなくドミニカの中心打者になるでしょう。

2021年シーズンでは48本塁打を打ち、大谷選手とMVPを争いました。

若干23歳ながら、次世代のMLBスター選手として活躍が期待されています。

周りから愛されるキャラクター性も相まって、チームでは重要な役割を果たすはず。

2006年:ベスト4

2009年:1次ラウンド敗退

2013年:優勝

2017年:2次ラウンド敗退

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イスラエル

前回大会で見事2次ラウンド進出を果たしたイスラエル。

着々と実力を伸ばしており、ヨーロッパでも上位の結果を残しています。

テクニカルな投手を多数擁しており、攻略には時間がかかること必至です。

2006年:不参加

2009年:不参加

2013年:予選敗退

2017年:2次ラウンド敗退

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ニカラグア

野球が盛んなニカラグアはプロリーグも有するほどの”野球大国”です。

これまでオリンピック、ワールドカップなど、MLBのトッププロ選手が参加しない大会では好成績を収めてきました。

今大会で遂に悲願の本戦出場となりましたが、まさかの強豪ひしめくプールDに入ったのは運の尽きだったかもしれません。

しかし「野球が盛んなのに弱い」というレッテルには飽き飽きしてるはず。

どうか熱線を繰り広げて、前評判を覆してほしいものです。

2006年:不参加

2009年:不参加

2013年:予選敗退

2017年:予選敗退

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WBC 2023 侍ジャパン 放送予定

ここではWBC2023のテレビ放送予定を紹介します。

現在のところ強化試合、本戦の放送予定は未定です。

しかしJ、SPORTSが集中的に放送するのは確定的と言えるでしょう。

「WBCの試合をくまなくチェックしたい!」という方はJSPORTSに契約しておくことをおすすめします。

強化試合

決定次第更新

地上波

日時 対戦カード 放送局

BS

日時 対戦カード 放送局

ネット

日時 対戦カード 放送局

本戦

地上波

日時 対戦カード 放送局

BS

日時 対戦カード 放送局

ネット

日時 対戦カード 放送局

WBC 2023 侍ジャパン チケット販売情報

2023WBC・東京プール全試合パック/1次ラウンドパックのチケット販売は既に終了しています。

ここでは、1次ラウンド/準々決勝ラウンド 1日券のチケット情報について解説するので参考にしてください。

料金詳細:https://www.wbc2023.jp/ticket/pool-tokyo.html#ticket-seat

2023WBC 1次ラウンド/準々決勝ラウンド「1日券」 

予定枚数終了

ローソンチケット2次先行販売(先着)

販売期間:10月19日(水) 15:00~11月20日(日) 23:59

発券開始:11月23日(水・祝) 12:00~

販売サイト:https://l-tike.com/sports/wbc/

※購入にはローソンチケットの会員登録(無料)が必要です。

※入金方法はクレジットカード決済に限ります。

1次ラウンド/準々決勝ラウンド「1日券」

・一般販売

販売期間:11月23日(水・祝) 11:00~

※ローソンチケットほかで販売

日時・対戦カード・対象券種

ラウンド 日時 対戦カード 販売券種
1次ラウンド 3月9日(木) 12:00 オーストラリア - 韓国 1日券 東京プール

全試合パック

(7日間)

1次ラウンド

パック(5日間)

19:00 中国 - 日本
3月10日(金) 12:00 チェコ共和国 - 中国 1日券
19:00 韓国 - 日本
3月11日(土) 12:00 中国 - オーストラリア 1日券
19:00 チェコ共和国 - 日本
3月12日(日) 12:00 チェコ共和国 - 韓国 1日券
19:00 日本 - オーストラリア
3月13日(月) 12:00 オーストラリア - チェコ共和国 1日券
19:00 韓国 - 中国
準々決勝

ラウンド

3月15日(水) 19:00 台中プール

突破チーム - 東京プール

突破チーム

1日券
3月16日(木) 19:00 台中プール

突破チーム - 東京プール

突破チーム

1日券

WBC 2023 本戦 予想スタメン・選抜

ここでは、WBC本戦に選抜されるメンバーとスタメンを予想したものを記載いたします。

あくまで私の予想ですが、参考にしてくださると幸いです。

登録選手

投手

名前 所属チーム
大谷翔平 ロサンゼルス・エンゼルス
ダルビッシュ有 パドレス
山本由伸 オリックス
千賀滉大 ソフトバンク
佐々木朗希 ロッテ
青柳晃洋 阪神
山﨑康晃 DeNA
今永昇太 DeNA
湯浅 京己 阪神
栗原良吏 広島
平良海馬 西武
松井裕樹 楽天

捕手

名前 所属チーム
森友哉 西武
甲斐拓也 ソフトバンク
中村悠平 ヤクルト

内野手

名前 所属チーム
山田哲人 ヤクルト
源田壮亮 西武
牧秀悟 DeNA
山川穂高 西武
坂本勇人 巨人
村上宗隆 ヤクルト

外野手

名前 所属チーム
鈴木誠也 カブス
吉田正尚 オリックス
丸佳浩 巨人
近藤健介 日本ハム
塩見泰隆 ヤクルト
柳田悠岐 ソフトバンク

実績、国際大会の経験はもちろん、2022年シーズンで高い成績を残した選手たちを選びました。

スタメンを予想

打順 守備位置 選手
1 DH 大谷翔平
2 ライト 鈴木誠也
3 レフト 吉田正尚
4 サード 村上宗隆
5 ファースト 山川穂高
6 センター 柳田悠岐or塩見泰隆
7 セカンド 山田哲人
8 キャッチャー 森友哉
9 ショート 源田壮亮

どこからでも点が取れる打線というのを意識しました。

守備に不安が残る吉田と柳田ですが、試合後半に塩見を守備固めとして出すなどしてカバーすることを想定しています。

一番打順が回ってくる1番に大谷選手を置くことで、相手への圧力をかけるとともに打線の重量感がアップ。

まさに怖いものなしのスタメンです。

といっても、あくまで私の希望にしかすぎないのでご容赦ください。

WBC 2023 大谷翔平、ダルビッシュ有は出場する?

WBCで一番気になるのは「有名選手は出るの?」という部分ですよね。

日本を代表するメジャーリーガーと言えば、大谷翔平選手とダルビッシュ有選手が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

ここでは、2選手のWBCに対する意気込みを紹介いたします。

大谷翔平

大谷選手は2022年10月18日に行われた会見にて、栗山監督から「一緒に闘いたい」と言われたことを明かしました。

そのうえで

いい状態でまずはこのコンディションを整えられるかが大事ですし、その先で遅れれば遅れるほどメンバー選考にも影響がしてくるのでなるべく早い段階で決めたいとは思いますけど、時期も含めて考えたい

と発言をし、出場に含みを持たせています。

出場すると明言はしていないものの

前回は足首のケガもあってタイミングが合わなかった。

やはりいい状態でコンディションが整っていないと時期的に難しいと思う。

出たいなという思いは日本の時からずっと持っていたし、いつかそういう大会で日の丸を背負って戦いたいという気持ちは持っていたので、前向きには捉えています

といった前向きな発言も出ているので、大谷選手本人は参加したいと思っているようです。

しかし、一番大事なのは本人のコンディション。

大谷選手自身が「身体に問題ない」と判断すれば、出場は確実でしょう。

ダルビッシュ有

パドレスのエースとして活躍するダルビッシュ有選手

第2回大会では、侍ジャパンの胴上げ投手にもなりました。

そんなダルビッシュ選手はWBCに対して

僕はいいでしょう。先発陣にはすごいピッチャーいるし、雑誌の記事なんかを読んでもすごい自信を持っているし、メンタル的にもいい選手たちがいっぱいいる。自分が行っても足引っ張るだけだし…

と謙遜気味なコメントを残しています。

しかし続けて

いい思い出はたくさんあるので、いつかまた出たいという気持ちはありますけど

とコメントしているので、ダルビッシュ選手自身は参加意欲がありそうです。

栗山監督が直談判すれば出場する可能性はあります。

「2023年シーズンが終われば引退する予定」と表明しているダルビッシュ選手。

もしその言葉が本当なら、今回のWBCが最後の代表戦になります。

ぜひとも出場して日本の投手陣を引っ張ってほしいものです。

WBC 2023 見所、楽しみ方

WBC2023は、これまでの中で『最もガチな大会』になると言われています。

各国の代表を見ても、メジャーで活躍する選手が多くいますし、ハイレベルな大会になることは間違いありません。

「日本の野球以外興味ない」という方も多いでしょうが、ぜひ色々な国の野球をご覧になってくださ。

とんでもないスーパープレーや心が熱くなる展開が必ず待っているはずです。

今大会で”推し選手”を見つけるのも、楽しいかもしれませんよ!