辺見マリさんが洗脳被害を受けて総額5億円を失ったという衝撃の事実を語りました。
西郷輝彦さんとの結婚、そして離婚、38歳から51歳までの約13年間もの間洗脳されていたなど壮絶な人生が明らかにされました。
自分は大丈夫、という過信から気がつけば洗脳され人生をめちゃくちゃにされてしまうという恐ろしさをご紹介します。
辺見マリ プロフィール
辺見マリ(へんみ まり)
本名:逸見 万里(へんみ まり)
生年月日:1950年10月5日
出身地:京都府京都市
職業:歌手・タレント・女優
辺見マリさんは本名もへんみまりさんです。日本人の母・美保子さんとスペイン系アメリカ人の父との間に生まれました。
この逸見という苗字は辺見マリさんが2歳の頃に再婚した父の苗字ですが、辺見マリさんの実の父はスペイン系アメリカ人。マリさんが生後まもない頃に離婚しています。
中学3年の頃にスカウトされ、1967年、当時高校2年生の頃に上京することになります。この時まで自分がハーフだという事実は知らず、純日本人だと思っていたそうです。
実の父親がこれまで父と信じてきた人とは違うことに衝撃を受けたようですが、自分を大切に育ててくれている父こそが本当の父親であると実感したと語っています。
上京後、着実に成果を挙げ、1971年には紅白歌合戦に出場するほどの歌手になりました。
セクシー歌謡歌手としての活躍が絶頂期を迎えていた中、1972年に西郷輝彦さんとの結婚を発表し、芸能界も引退しています。
娘でタレントの辺見えみりさん、息子でミュージシャンの辺見鑑孝(のりたか)さんの二人の子どもをもうけますが、1981年に離婚。
その後、芸能界に復帰しています。
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13年に及ぶ洗脳生活の犯人は誰なのか?
西郷輝彦さんとの離婚後、芸能界復帰した辺見マリさんですが、38歳の頃、人生が急転します。
芸能界復帰したものの、仕事や家族間での悩みが尽きずなかなかうまくいかない時間が長く続いていました。
そんな中、1988年、当時の辺見マリさんの幼馴染の友人の勧めである人物に会うことになりました。
「神と話せる人と会ってみませんか?」と言って拝み屋のKという女性と会ってしまうのです。
これが悲劇の始まりとなりました。
この時辺見マリさんは何一つ信じておらず、騙されることなど想像もしていなかったと言います。
しかし、拝み屋のKという女性と話していくに連れ、次第に彼女の言うことは全て正しいと思い込むようになりました。洗脳されてしまったのです。
なぜ胡散臭いと思っていた相手の話を信じてしまうようになってしまったのか?と思いますが、人間の弱みに漬け込む詐欺師の手口にまんまと乗せられてしまったのです。
娘の辺見えみりさんの目が見えなくなると言う神の言葉を受け取ったとマリさんに吹き込んだのです。当時、えみりさんは1.5あった視力が0.1まで低下しており、大切な娘の視力が失われるという恐怖に漬け込み、マリさんを洗脳していったのです。
えみりさんの視力が低下しているという事実は、元マネージャーから拝み屋のKという女性に流された情報でした。
えみりさんの視力が失われるという神のお告げからえみりさんを救うために要求されたのが、10,000円の厄祓い料でした。
人間の恐怖心を煽り、それを救う手立てはこれしかない、と思い込ませるのが洗脳です。このことから、辺見マリさんの洗脳の悲劇が始まりました。
その後も母が病気になる、息子がイジメに遭うなどと言い、金銭を要求し、すぐに1,000万円を超えたと言います。
この拝み屋のKという女性は、辺見マリさんにマンションを借りさせ、拝み屋のKの家族と共同生活を始めます。マリさんの生活を支配し、洗脳を強めていきました。
この間に食事指示をされ、体重72kgまで太らされ、仕事を辞めるよう指示を受け社会とのコンタクトを遮断されてしまいます。
辺見マリさんにとって頼るべきは拝み屋のK。彼女のいうことは全て信用し、事あるごとに金銭の要求を受けていました。
ある日、「神の声が聞こえなくなった」と言い残し、拝み屋Kは失踪し、今も行方はわかりません。
総額5億円を奪われた洗脳
拝み屋のKが去った後に現れたのは、拝み屋のAという人物。
Kからの指示で拝み屋のAとの共同生活を初めていた辺見マリさんですが、拝み屋のAは、Kの力はAに宿ったといい、洗脳を続けました。
カジノで辺見マリさんの大金を使い込み、ルールを知らない辺見マリさんに嘘をつき儲けた金をそのまま自分のものにしていたと言います。
辺見マリさんの貯金も底をつき金がなくなると、今度は仕事に復帰しろというお告げをするようになります。
世間を騒がせた辺見マリ熟女ヌード写真集の裏には、この拝み屋のAの存在がありました。この写真集で儲けた金も拝み屋のAによってすぐに使い果たされたそうです。
この頃には洗脳によって搾り取られた金額は5億円にまでのぼっていました。
13年間にも及ぶ洗脳が溶けたきっかけは、拝み屋Aの指示で始めたダイエット教室でした。
辺見マリさんと共同生活をし、社会と隔離して洗脳を続けていましたが、金欲しさに芸能界復帰をさせた拝み屋のA。この時、72kgまで太らされていた辺見マリさんをダイエットさせていました。
その減量方法をビジネスにして金を稼がせようとの考えから始めたのがダイエット教室でした。
この時、生徒からの受講料を使い込む拝み屋Aの姿を見た事で辺見マリさんの洗脳が溶けたと言います。
辺見マリさんはプロの歌手として、お客様を大切にすることを何よりも大事にしていました。
そのお客様のお金をネコババするということは絶対に許すことのできないものだったのです。
こうして、13年間に及ぶ洗脳生活から抜け出すことができました。
娘・辺見えみりとは絶縁?
辺見えみりさん
拝み屋のAの指示から出版されることになったヌード写真集ですが、当時、娘・えみりさんは16歳。母親の写真集の発売に強い嫌悪感を持ったと言います。
おかしな行動をとり、家族よりも拝み屋のAを信頼する母・マリさんの行動が理解できなかったえみりさんはマリさんと絶縁状態にあったそうです。
自分の母親が見ず知らずの他人と共同生活をし、金をむしり取られ、挙げ句の果てに写真集まで出すと言い出したら、、、絶縁状態になるのは必然ではないでしょうか。
家族よりも訳の分からない拝み屋を信頼するという事実は受け入れがたいものです。自分の親が洗脳されるという想像はしたこともありませんよね。
洗脳が解けた現在では和解しており、失われた時間を取り戻そうとしています。
信じるべきものは、神の声ではなく、家族の声。
これは今、辺見マリさんが心から感じていることです。
人間誰しも弱さがあり、何かに頼りたいと思うことがあります。その頼れる相手が家族であれば素晴らしいですが、家族だからこそ言えないこともあります。
自分は大丈夫、そう思っていてもいつ誰に騙され、洗脳されるかはわかりません。
大切なことは社会と関わり、家族と会話し、何を信じるべきなのかを見極めることなのかもしれません。
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