ゆずやYUKI、Superflyなど数々の有名アーティストの楽曲プロデュースを行なっている、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さん。
私も知りませんでしたが、蔦谷好位置さんが手がけたアーティストが豪華すぎてびっくりしました。
音楽には人を惹きつける力、心を動かす力がありますが、アレンジ一つで曲が全く違うものになりますよね。
そんな音楽プロデューサー、作曲家でもある蔦谷好位置さんについてご紹介します!!
蔦谷好位置(つたや こういち)
蔦谷好位置(つたや こういち)
生年月日:1976年5月19日
出身地:北海道札幌市
学歴:北海学園大学経済学部卒業
蔦谷好位置さんは、現在は作曲家や音楽プロデューサーとして活躍されていますが、ご自身も元CANNABIS(カナビス)というバンドのメンバーとしても活動するなどアーティストでもあります。
CANNABISは2000年にワーナーミュージックジャパンからデビューし、キーボードを担当していました。
幼い頃から音楽に興味があり、4歳の頃から音楽教室でリズムの稽古は始め、5歳でピアノを習い始めました。持って生まれた音感を先生に褒められたことで、音楽に向いているのでは?と自分自身でも思っていたようです。
小学生になる頃にはピアノの腕も上達し、譜面通りに演奏するのではなく独自のアレンジを加えて演奏するようになっていったそうです。これが現在のアレンジメントの原点とも言えるかもしれませんね。
音楽の中でも特にクラシックに興味を持っており、独学でその世界を極めて来られました。
中学に上がるとジャズにも興味をもち、ハービーハンコックのピアノに憧れていました。ジャズの持つ自由な表現に惹かれていたようです。そこから音楽の幅を広げていったようです。
現在の編曲にもオーケストラを取り入れた壮大な世界観を持った音楽を作り出しており、幼い頃から愛してやまないクラシックの音色やジャズの自由な表現力が活かされていますね。
蔦谷好位置プロデュースの楽曲は?
蔦谷さんがプロデュースしたアーティストは、ゆずを始め、エレファントカシマシ、YUKI、Superfly、木村カエラ、Chara、JUJU、絢香、最近ではback numberや、米津玄師など今注目の多くのアーティストへ楽曲提供やプロデュース、アレンジを行っています。
これだけでも一流アーティストばかり!
すごいですね〜。アーティストの実力はもちろんのこと、曲のアレンジメントで全く違った印象になりますよね!
蔦谷さんは、ミュージシャンとしてどういう演奏をすればその曲を輝かせることができるのか、聴く人の心に響くのかを考えることが大切だと語っています。自分自身で考えて、表現する。
音楽に対してとても熱い男だな〜と思いますよね!蔦谷好位置さんがプロデュースするアーティストたちは皆それぞれ自分の色を表現している気がします。
ゆず×蔦谷好位置
実は蔦谷好位置さんとゆずの二人は同い年。もう10年以上の付き合いになるそうです。2009年にはゆずと蔦谷好位置さんが共同制作した楽曲「虹」が大ヒットしました。
仕事の流れは、まずはゆずの二人が曲を作る。ギターとハーモニカ、歌詞、メロディーをしっかりと作られたこれだけでもリリースができるレベルのものが出来上がってきた後、蔦谷好位置さんの元にデモテープが渡ります。
それを、その曲の背景や歌詞、世界観をアレンジで表現する。そのアーティストの持つ個性を最大限に活かした状態で聴く人たちの元へ届けるのです。
そうして出来上がった曲だから、人々は心を動かされ、時には涙も流すほどになるんですね。音楽ってすごいな。
蔦谷好位置さんはとてもとても熱い男だというエピソードが、ゆずの二人から語られています。
私も一番好きな曲ですが、ゆずの「逢いたい」という曲の製作時の話です。
2009年に発売された曲ですが、ゆずはすでに一流アーティストでもちろんスキルも持っている。出来上がってきたデモテープは完成された曲だったのですが、蔦谷さんは「スキルだけで作った曲はいらない!」と朝10時半にホテルニューオータニに北川さんを呼び出したそうです。
2800円するオムライスを食べながら熱い思いをぶつけ合ったと言います。「ゆずの魂のこもった曲が聞きたい」という蔦谷さんの熱い想いに心を動かされた北川さんはその日のうちに曲を作り直し、次の日には蔦谷さんに提出したそうです。
蔦谷さんの音楽に対する熱い想いとアーティストの音楽に賭ける思いが重なり、数倍にも増して良い曲を作り上げているんですね。
音楽制作の裏にある熱い思いを感じならが、蔦谷好位置さんの楽曲を聴いていこうと思います!